兜髄野楽器                                     練馬区と清瀬市にある音楽教室

『どのホームページを見てもいっしょね!ワンカットの写真と簡単な説明、そして販売価格が乗っているだけ、いったい何を基準に選べばいいの?』と思いつつ、私どもピアノセレクトショップのこのページ「中古ピアノ情報」にお越しくださり、本当にありがとうございます。
 さて、ここにご紹介しているピアノは、私どもピアノセレクトショップに実際に展示しているヤマハ中古ピアノ「U3H」といいます。

 『U3H?…。あー見た見た!他のHPにも載ってた。なーんだ、結局、他と同じじゃない!』

 ちょっと待って下さい!!確かに「U3H」という品番名は、ピアノ屋さんであれば、たいがいどこでも持っています。他のお店で持っているものに、「U1、U3、U3M、U1AにU1D」と、あげれば限りがありません。要するに、いろんな中古ピアノがたくさん出回っている、ということです。

 そんなたくさんの中から1台を選ぼうというわけですから、そりゃー大変なことです。さらに、選んでいるお客様のほとんどが、ピアノのことを分からないままに選んでいるので、輪をかけて混乱します。

 そして結局、たどり着く結論が
 『これだけ見ても、何がいいのか分からないから、一番安いのにしよう。』
といって、訳の分からないピアノをつかまされてしまいます。
 そして、そのことに気づくのは、納品されてから1年またはそれ以上経過した後、他で依頼した調律さんから「このピアノ、コードがほとんど切れていますね、それに、チューニングピンがゆる過ぎて、これではちゃんと音が止まりません、交換と修理が必要ですがどうされますか?」
 『・・・!?』。

 このページにお越し下さったあなた様がこのようなことにならないように、少しでもピアノのことを理解してもらおうと、この画面の下に続くスタイルで「U3H」をご案内することにしました。
 当ショップで実際に展示販売しているヤマハ中古ピアノ「U3H」を、写真を交えていろいろな角度から検証することで、あなた様が私どものピアノセレクトショップに実際ご来店され、現物を見ながら説明を受けている感じを想定して作ってみました。

 ここからあなた様が得られるメリットは、以下の2点です。
   ●ネット上ではほとんど確認できないピアノの内部を確認できます。
         (他のお店に行っても、ここまですることはめったにありません。)
   ●この検証が、そのままあなた様のピアノ選びの基準にもなります。
         (他のお店に行ったとき、これをベースにいろいろ質問が来ます。)

それでは、じっくり検証してみて下さい。

・鍵盤蓋と上前板を外したところです。
・ピアノの調律をするときは、ここまで外
 してから調律します。
・中に見えている、整然と並んでいるも
 のが「アクション」と言ってピアノの
 心臓部になります。

●それではこれから、当ショップに展示
 しているヤマハ中古ピアノ「U3H」を
 題材にして、ご案内していきます。

・斜め上に向かってきちんと並んだ白い丸みを帯
 びたものが、「ハンマー」と言います。
・左上の細い線が「ピアノ弦」と言います。全ての
 弦の張力を合わせると、なんと20dにもなりま
 す。
・鍵盤を弾くと、ハンマーが前に押し出され、弦を
 いきよい良くたたくことによって音が鳴る構造
 なっています。

●音が鳴るまでの一連の動きには、24行程の
 整調と言う作業が必要になります。中でも、
 主要10行程は、必ず手を入れる作業です。
 もちろん、中古ピアノにも必要な作業です。

・ハンマーを、真上から見たものです。
・年数の経過したピアノであれば、何万回とハン
 マーか弦をたたいているので、ハンマーの先
 端に弦の跡がついて溝が出来てきます。これ
 を、「弦溝」を言います。
・数年しか弾いていないピアノでも、この弦溝は
 作られてしまいます。
・新品のうちはクリアーで美しい音色だあったの
 が、この弦溝が出来ることにより、平べったい
 硬い音になってしまいます。

●この弦溝を取るために、「ファイリング」という作
 業が必要になります。ハンマーを整形し、新品
 の時のような綺麗な丸みを帯びたハンマーに
 生まれ変わります。もちろん、中古ピアノにも
 必要な作業です。

・写真の真ん中から少し下に見える「く」の字の
 「白い細いコード」が、「スプリング・コード」と言
 います。
・うまく写っていませんが、このコードにバネの
 スプリングが引っかかっています。
・ある年数を経過したヤマハピアノの場合、この
 コードがやたらと切れる症状が出てきます。
 特に、ある機種を中心によくあるのですが、中
 古ピアノで、結構見落とされていることがありま
 す。
・切れたままにしておくと、音の歯切れが悪くな
 り、鍵盤の戻りが鈍くなり、連打(トリル・ロレモロ)が
 思うように効かなくなり、良いことは何一つあり
 ません。

●切れたコードをはがし新しいコードを取り付け
 る、という作業を88個分行うのは、大変手間
 のかかる作業になりますが、とても大切で必ず
 必要な作業になります。もちろん、中古ピアノ
 には欠かせない作業です。

・この写真は、ピアノのフタ(鍵盤蓋)の奥側曲面
 になります。
・大変見えにくいですが、写真の中央にスポット
 ライトの光が2個縦に写っています。その下の
 光の左下にちょっと小さなエクボ傷が写ってい
 ます。これは、ここで紹介している「U3H」に
 ある傷です。
・当ショップのでは、ピアノ全体にわたる全塗装
 を必要とするようなピアノは、絶対に引き取り
 ません。
 なぜなら、全塗装を必要とするほどの傷がある
 と言うことは、そのピアノを大切に使っていな
 いか、かなり乱暴に扱っていると推測できます
 ので、その時点で引取はお断りしています。
・ピアノの塗装に大きな予算をかけるよりは、
 その分ピアノの内部(調律やアクション調整)に
 かけたほうが良いと判断しています。

●鍵盤蓋と上前板、そして足元の下前板に限
 り、目立つような傷がある場合は、その部分が
 パーツとして外れますので、塗装専門会社に
 外注することがあります。
●ここに写っている「U3H」の傷は、塗装に出す
 ほどではないと判断しましたので、ここに公開
 しました。

 このように、中古ピアノが店頭に並ぶまでには、いろいろな作業工程を経てから、そのお店に展示されます。
 これまでご案内してきた作業工程は、最低限の行程として作業しています。もちろん、作業はこれだけではありません、ピアノの調律の他、内外装の掃除と磨き、湿気などで動きの鈍くなった鍵盤やアクション内部の修理調整などなど、大変多くの作業工程があります。
 もちろん、当ショップに展示している写真の「U3H」も、これらの作業工程を経て、現在店頭に並んでおります。

 それではここで、この「U3H」の簡単なプロフィールをご紹介します。
   ・年齢は、20才+αです。
   ・寸法は、H131×W151×D65cmです。
   ・仕様は、ブラックの3本ペタルです。
   ・状態は、とても良好で、前のご使用者がとても大切に使用されていたことが
          診て取れます。
   ・店頭価格は、¥378,000(本体価格\360,000)です。
追伸  ここに紹介している「U3H」のプロフィールは、あくまで、現在私どものピアノセレクトショップ
    に展示している「U3H」のものになります。
     もし、あなた様が価格だけでお調べになっていらっしゃるならば、他のWebをご覧になること
    をお勧めします。
     『価格はもちろん大切だけれど、ピアノそのものや、そのお店の考え方もトータルに含めて
    検討していきたい。』とお考えのあなた様であるならば、当ショップのピアノも検討の一つに
    加えてみて下さい。

     『そこまで言うなら、実際に見せてもらおう!』と思われましたら、下記まで今すぐご連絡下
    さい。FAXまたはE-Mailが確実です。(件名は、「中古ピアノについて」でお願いします。)

     お電話の場合、かかりにくいことがございます。FAXまたはE-Mailですと、着信時間が記録
    されますので、順番にご連絡が出来ます。なお、この「U3H」が契約済みとなってしまった場
    合は、何とぞご容赦下さい。

●この「U3H」に関するお問合せはこちらまで●
(その他、中古ピアノに対する質問もお気軽にどうぞ。)

兜髄野楽器 ピアノセレクトショップ山葉音楽館
TEL:03−3978−6161
FAX:03−3978−6163
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